統一教会に解散命令出たことについて
統一教会に解散命令が出たようです。大方の世論はめでたいことだといった感じになっているようですが、私はあまり喜べるような判決じゃないと思いますね。
べつに統一教会を擁護する気はないです。
たぶん色々問題のある団体なんじゃないかとは思いますが、今回の件で統一教会に解散命令まで出すというのはどうなのかと。
事の発端は山上という人が安倍元首相を殺害したことですよね。
彼は統一教会を潰したいと思っていたわけなんでしょうが、その彼の願望がまるっと通ってしまったということです。
これちょっとやばくないですか?
暴力が肯定されたような感じにならないですか?
同じような事件が今後起きないか心配になります。
公平性の観点からいってもなんだかなという感じ。
今回民法上の不法行為を根拠に解散命令が出たそうで、これは初めてのことだそうです。
刑事事件起こした団体と同列に扱っていいのかとも思いますし、他の宗教団体も民法上の不法行為なんてたくさんあると思いますよ。
寄付・お布施の返還訴訟の1つ2つはどこの宗教団体でもあるんじゃないですかね?
統一教会に解散命令が出たなら、似たようなことが起きている他の団体にも解散命令出さないと公平性が保てなくなりますよ。
大丈夫なんでしょうか。
まあ今回は地裁の決定で、これからたぶん最高裁までもつれるんでしょうね。
どうなるのか見守りたいと思います。