読書日記


【新約聖書】現代に当てはめる必要ある?【ヨハネ黙示録】

『最新版 大予言』というちょっとオカルト系の本を読んでみました。新約聖書の一番最後にある「ヨハネの黙示録」について解説してある部分を。
最新版とかいってますがちょっと古い本です。
ヨハネの黙示録は一読したことがありますが、はっきり言って何が何だかさっぱり分からなかったです。
天使がラッパ吹いたり、なんだかよく分からない獣が出てきたりしてましたが、何を意味しているのかさっぱりでした。
どう読めばいいのか少しでも分かればいいなと思って本書を読んでみたわけです。


で、簡単にいうと、本書ではヨハネ黙示録は現代のことを予言しているという見方をしてましたね。
まぁオカルト本によくあるパターンでしょうかね。
赤い馬は共産主義だとかそんな感じ。
現代人はついついそういうふうに読みたくなっちゃうでしょうけどね、あまり意味ないかなと。
現代に当てはめて考えていくのは、現代人のエゴのような気がします。
あの分けのわからん文書は、こじつけようと思えばどういう風にでもこじつけられそうですからね。
でもまぁ「苦よもぎ」はチェルノブイリのことだとかは少しドキッとしました。
あとバーコードにはデフォルトで666が埋め込まれているとかいう話はちょっと面白いと思いました。
でも無理やり現代にあてはめて読んでもしょうがないかなっていうのが正直なところです。


自分的に一番興味深かったのは短いコラムの部分ですかね。
ヨハネの黙示録を書いたヨハネって誰よ?ということに関して語っているとこ。
そうなんですよ、このヨハネって誰なのよ?って黙示録読んだ人は思いますよね。
本コラムによると諸説あるみみたいですよ。

本コラムでは、

・使徒ヨハネ
・初期キリスト教会の長老ヨハネ
・洗礼者ヨハネ

の3人の説があると紹介してました。
使徒ヨハネは文盲だったので違うんじゃないのみたいなこと書いてたのでへーって思いました。
洗礼者ヨハネという説もあるみたいですが、それは無いんじゃないのと思いました。
黙示録読むとイエス死亡後に書かれたことは明白のように思えますよね。
洗礼者ヨハネはイエス死亡前に処刑されてますからねぇ、ありえないのでは?
そんなことを考えました。

乱読|2025年5月4日

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