オオルリの時事ネタホイホイ

石破首相の看板政策「防災庁」の話が地味に進んでいるようです。
つい先日の会議では、防災庁の組織の概要が示されたとのこと。
おぼろげながら見えてきた組織の姿は次のような感じだそうです。





一番目を引くのは、他省庁に勧告できるという点ですかね。
そして他省庁はその勧告を尊重しなければならないのだそうです。
尊重というのが微妙ですね。
あくまでも尊重なのでね、絶対に従わなければいけないわけではありません。
断られちゃう心配は残りますね。
とくに財務省とか厳しそうじゃないですか？
「こんな事したいんですけど～」と相談にいったら、「予算ないので無理」とか断られたりしないか心配。


こういう新たな省庁新設の話が持ち上がる度に思うんですけど、既存の省庁じゃダメなんですかね？
例えば災害対策だと国土交通省とか自衛隊でいいような。
縦割りの弊害への対策ってことでしょうか。
まぁ、それぞれの連携は必要だと思うんですけど、わざわざ新たな省庁を作る必要まであるのか少し疑問。


防災庁には首相直属の専任大臣を置くようです。
専任なので防災対策に全集中できるらしいですよ。
初代の大臣には赤沢亮正氏が就くのかな？
設置準備担当相やってますからね。
赤沢氏は今とても忙しそうですが。
アメリカと関税交渉をするために何度もアメリカに飛んでます。
そんな忙しい合間を縫って、ちゃんと防災庁の話も前に進めていているんですからたいしたものです。
防災庁設置が見事に成り、専任大臣に就くことができれば、少しは落ち着くことでしょう。


が、はたして防災庁設置まで漕ぎ着けられるかどうか。
来年度の設置を目指しているようですが、そこまで石破内閣が続くのかどうか。
まずは参院選で勝たないと、全てが水泡に帰してしまかもしれません。

なし｜2025年6月8日