警察が独自開発したAI解析ツールを使い始めたらしい
いくつかの警察で「スコーン（Scon）」というソフトを導入したそうです。防犯カメラの映像とかをAIで解析できるソフトのようです。複数の防犯カメラやドライブレコーダーの映像を解析してリレー操作する場合に力を発揮するみたいですね。
防犯カメラとかの映像解析って、人力でやるとめちゃくちゃ大変そうだなって思います。
映像をずーっと見てなければいけわいわけでしょ？
何も面白くないような街中の映像とかを。
ほとんど拷問みたいな作業ですね。
さすがに早送りとかはするのかな？
このソフトを使えば、その負担を軽減できるみたいです。
映像をAIに読み込ませてね、あとは人間が指示出して抽出、みたいなことができるらしいですよ。
例えば「南へ向かう白い車」みたいな指示を出すと、それに合致する画像をAIが自動で抽出してきてくれるみたいな。
これはなかなか便利そうですね。
映像を人間が全部見なくて済むようになるのかもしれません。
すごいのが、このソフトは警察が独自に開発したということ。
オープンソースを利用して、警察がゼロから開発したものなのだそうです。
なので、コストがほとんどかかっていないみたいですね。
民間のシステム会社にソフト開発を任せるとめちゃくちゃお金かかりますからね。
実際に外注した解析システムを使っている警察もあるようですが、システム導入に数千万から億単位のコストがかかってしまっているようです。
スコーンを使えばほとんどタダみたいですから素晴らしいの一言です。
こういうのどんどん開発していったらいいんじゃないですかね。
外の人間も触るようなシステムの場合はさすがに難しいかもしれませんが、警察内部の人間だけが使うようなシステムの場合は、警察内部で独自に開発した方が安上がりになるでしょうよ。
また使い勝手もいいものができるのではないでしょうか。
スコーンも現場を知る警察官が作っただけあって、とても使い勝手がいいようです。
そうなんですよね、システムって、意外と自力で作った方が、余計なものがないシンプルで使いやすいものができちゃったりするんだと思います。
ただ、このスコーンを開発した方、とても貴重なIT人材といえますね。
だって外注したら億単位のコストがかかるようなシステムを作ってくれちゃってるわけですから。
引き抜かれたりしないように注意しないといけないのではないでしょうか？
IT人材は不足気味だって言われてますからね。
他のIT企業などに引き抜かれたりするかもしれませんよ。
スコーン！とね。
