今日はちょっと米について考えてみます。
今お米が世間を賑わせていますので。
米についてあれこれ情報収集してたら、けっこう情報たまったので、自分の頭を整理する意味もありますが。
なるべく数字情報を見ていきたいと思います。
めんどくさくなったらやめます。
まずこの数字。
3000億円
3000億です。
かなりの額ですね。
これはですね、主食用米を非主食用米に誘導して価格を維持するために、国が毎年度出している交付金の額らしいです。
米騒動が起きている今見ると、なんだかなって気はしますね。
次、これ。
10万トン
これはですね。近年の主食用米の需要減のペース。
毎年10万トンくらいのペースで需要が減ってきていたということです。
米不足になってから、減反政策とかに非難の声が出てますけど、基本的に重要は下降トレンドにあるようなんですよね。
人口も減ってますしね。
減反政策を単純に非難できるのか少々疑問。
次はこれ。
18万2900ヘクタール
これはかなりマニアックな数字ですね。
高温耐性品種の全国での作付面積(2023年)です。
主食用米全体の15%くらいだそうですよ。
今の米騒動が始まったのも、たしか高温で米の品質が低下してしまったのが一因でしたかね。
高温耐性品種の作付面積は年々増加傾向らしく、これが増えてくれば、多少の高温には耐えられるようになるのかもしれません。
頑張ってほしいものです。
次。
1970年~2018年
これは減反政策をやっていた期間。
ま、2018年以降も、補助金で米からの転作を促しており、事実上の減反政策は続いているらしいですが。
次。
1万6千円
これはですね、日本の米の平均生産コストです。
60キロあたりの価格。
これだけ見ても、高いのか低いのかよく分からないと思います。
そこでもう一つ数字を出すと、アメリカのカリフォルニア産のお米は、60キロあたり平均9500円だそうですよ。
しかもカリフォルニア産米は日本と同じ単粒種。
カリフォルニア産米の方が圧倒的にコスト低いですね。
価格で競争した場合、負けてしまいそうな気がします。
米の関税を撤廃してカリフォルニア産米をドシドシ輸入したら、日本の米農家危ないのかもしれませんね。
一方で、米を増産して、海外にドシドシ輸出しようという声もあります。
ただ、この価格差を見ると、はたして価格競争で日本のお米は海外で勝てるのか、という疑問もわきます。
まだまだいっぱいネタありますが、とりあえず今日はこの辺でやめておきましょう。
さようなら。
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