世界遺産は減らせ
1970年の大阪万博のシンボルになった太陽の塔が、重要文化財になるようです。文化審議会が文部科学相にそう答申したそうで、その答申通りに近々重要文化財に指定されるらしい。
太陽の塔が重要文化財ですが・・・。
あの塔にべつに何の思い入れもないですけど、正直あまりデザインが好きではない。
いや、芸術の分かる人にはあのデザインは素晴らしく見えるのかもしれませんが、自分は好みではないですね。
顔がなんか怖いし。
早く解体したら、なんて思ってましたけど、重要文化財になるんですねぇ。
重要文化財になると、そう簡単に解体したりはできなくなってしまうようです。
まぁべつに残したいなら残せばいいですけどね、反対はしないですよ。
あのデザインが好きな人もいるのでしょう。
聞くところによると、あの塔を世界遺産にしようという動きもあるようです。
世界遺産ですかぁ・・・。
世界遺産はちょっと厳しいような。
歴史が新しすぎるんじゃないですかね？
もっと何百年・何千年といった歴史の重みがないと、世界遺産とは認められないのでは？
太陽の塔もあと500年くらいすれば、価値がにじみ出てくるかもしれませんが。
太陽の塔がもしも世界遺産に認定されたら、今度は今やっている万博の大屋根リングとかも世界遺産にしようなんてことになってくるかもしれません。
歯止めがきかなくなりそう。
世界遺産もね、増えすぎの感がありますね。
今やもう世界で1200件くらいあるそうじゃないですか。
日本だけでも30件近くあってね、多すぎなんじゃないのって気がしてます。
世界遺産にしよう運動が、あちこちで起きているのも、なんかちょっとうるさく感じます。
世界遺産増えすぎると、逆に価値が下がるんじゃないですかね。
登録された年だけ注目度が上がって、あとはたいして注目されなくなってオワコン化していく現象があるなんて聞いたことがあるようなないような。
いっぱいあり過ぎると、見るのもめんどくさくなるので、むしろ減らした方がいいんじゃないですかね。
1つの国で5個までとか制限した方がいいのでは？
まぁ、太陽の塔が世界遺産になったとしても、私は見に行くことはないですよ。
