オオルリの時事ネタホイホイ

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産業革命期も中世メンバーシップ社会も超えて理想社会まで行ってほしい

今日も『文藝春秋オピニオン2023年の論点100』を読んだので感想を書きます。
今回読んだのは、労働政策研究者濱口佳一郎氏の論考「ギグワーカー隆盛は産業革命期への逆行か」です。


濱口氏が言いたいことは、次の2点なのかなと思いました。

・これからはみんなギグワーカーになる。
・中世的メンバーシップ型社会に回帰するかもしれない。



まず、最初のみんなギグワーカーになってしまうという話について。
ギグワーカーってネットで仕事探して単発で仕事するみたいな働き方ですね。
最近広がってきているみたいです。
濱口氏は、これがもっとどんどん広がっていく可能性を指摘していたと思います。
今は配達など一部の職種に限られているけれど、普通の会社の普通の仕事にも広がっていくのではないかと。
なぜそうなるかというと、情報通信技術の急速な発展です。
AI(人工知能)とかね。
情報通信技術の発達によって、タスクをジョブに束ねる必要がなくなり、みんなギグワーカーみたいになっていくかもしれないとか。
簡単にいうと、膨大なタスクをAIが管理して、人間は細分化された単発の仕事をちまちまこなしていくみたいなことですかね。

で、そういうふうになるとどうなるか。
人々はデジタル日雇い労働者としてバラバラな状態で市場に投げ出され、悲惨な産業革命期へと逆行していく、かと思いきや、そこを突き抜けて、中世的なメンバーシップ型社会まで逆行していくかもしれないとか。
それが2番目の話。
情報通信技術の発達で、どこでも仕事ができるようになって、労働者はかつての職人に近い存在になっていくかもしれないとか。
濱口氏はこんな感じのことを語っていたと思います。
頭の悪い私のような人間にはちょっと難しい話でした。


どうなんでしょうね?
昨今の情報通信技術の発達はたしかにすごいものがあります。
そしてとくにAI(人工知能)の発達はすごいですね。
タスク管理なんて朝飯前って感じしますね。
タスク管理どころか、AIロボットがタスク全部こなしてくれそうな気もします。
最近のAIロボットすごいですよ。
ちょっと前にテレビでボクシングやってるロボット見ましたよ。
倒れても自分で起き上がったりしてました。


AIロボットが全部仕事をやってくれる時代の到来は、意外と早いんじゃないですかね?
そしたら人間全員失業者時代になるかもしれません。
ジョブ型とかメンバーシップ型なんて言ってる場合ではなくなるかも。
でもAIが全部労働やってくれるなら、人間は遊んで暮らせますね。
理想社会の到来です。
早くそういう社会になってほしいものです。

乱読|2025年5月30日

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